「かど」ってのはなかなかロマンティックなものです。

異なる風景が交わり、異なる人が行き交う場所、それが町の「かど」だと思います。

そして街角には、ことごとくその町の顔があります。

ニューヨークのタイムズスクエアには巨大な液晶ビジョンがあり、渋谷のスクランブル交差点にはハチ公が座っております。

そして、京都の小川通りと上立売通りの角には、なんと「かど」があります。

自ら「かど」と名乗るからには、それはもう立派な「かど」に立っています。

喫茶かどは、同志社大学新町キャンパスを借景に背後の公園の樹木に包まれて、まるで町と森をつなぐ玄関口のようにひっそりと、しかし存在感を持ってそこに在ります。

疑いの余地なく、この町の風景を形作る顔です。

朝の喫茶かどに座っていれば、様々な人がこの喫茶店を行き交うのが分かります。

黒いスーツに、ニット帽のおじいさん、天気の話をする人。

そんな人びとをすべて受け入れるのはママの笑顔。

また、お店もちっちゃい。

ちっちゃいからちょっと立ち寄るには最適。

散歩の途中に、ああそこの角でコーヒーでも飲もう、なんて気軽さが起こる訳で。

何を隠そうそうやって立ち寄ったぼくを温かく迎えてくれたのが喫茶かどなのです。

小さなコーヒー屋で小さなモーニングをとり、新聞を流し読む、というだけの少しだけの時間ですがなぜかとても心が満たされる気がするのです。

それもこれも喫茶かどのおかあさんの底抜けの笑顔がすべての空気をやわらかくしているのでしょう。

笑う門には福来る、と言いますしね。

まあお”門”違いですが。

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喫茶かど

京都市上京区小川上立売(地図

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最近、寒くなってきましたね。財布が。

気付けばぼくの財務状況は氷点下になりかけているではないですか。

ぼくの思考回路は、こうゆう状況にならないと「バイトしないと」という危機を感知できないような呆れるほど向こう見ずで、キャンピングカー的で、ジプシー気質に形成されているわけです。

ということで今日はアルバイトです。

しかし、これがまたすごいバイトでした。

何がすごいって、給料。

実働1時間半で1万4千円。つまり時給9333円。笑

こんなぼくもとんだ売れっ子ホストになったもんです。笑

仕事は駐車車両をカウントしていく調査なのですが、雇い主が調査地区の土地に明るくないようで、1人に割り当てられる調査範囲が非常に狭い上に、3時間毎に1度だけ各道路を調査すればいいという極楽さ。

そうしてあり余った時間でぼくは観光してみたり、ガラクタ市で買い物しして時間を潰してた訳ですが、もちろん喫茶店を開拓することも怠らなかったわけです。

そして出会った喫茶店がこちら。

「喫茶トリフ」

トリュフじゃあございません。

三条坂の途中に立つトリフ。

坂の上には南禅寺やら永観堂という立地で、この紅葉シーズン真っただ中なもんで、さぞかし混み合ってるだろうと思いながら扉を開けてみると、なんともゆっくりとした時間が流れていました。

広々とした店内。緑中心のソファやイス。渋みの出た重厚なカウンター。

そして、2人のママがキュート。ウェイトレス姿にドキッとします笑

まるで『魔女の宅急便』に出てくる”ニシンのパイ”のおばあさんの家にいるみたいです。

トリフのママの雰囲気がまたそのおばあさんにそっくりなのに加え、お年を召したウェイトレス姿が魔女の宅急便の家政婦のイメージとかぶるのです。

で、まず誰もがびびるのがマッサージチェア。

1回10円。

「マーッサージしながらコーヒー飲めるんですね。」と言うと、

「こぼれるけどね。」とママ。笑

そんなママの人柄に惹かれてか、常連さんが入れ代わり立ち代わりやってきます。

ほんとうに愛されているお店とは、何かのついでや通りがかりにちょっとだけでも顔を出してくれる人が多いお店なのです。

ぼくが写真を撮っている間、野菜を置いていったり、地域のかわら版を持ってきたり、コーヒーと煙草をしに数分立ち寄ったり。

まるで魔法にでもかかったように。

さて、みなさまも紅葉狩りで三条坂を登り疲れたら”魔女の家”で一服してはいかがでしょうか?(ちょっと強引か笑)

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喫茶トリフ
京都市東山区神宮道三条東入る南側(岡崎三条角)(地図
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初っ端からしょうもないこと言って申し訳ないのですが、ぼくの朝はアサから始まります。いや、ほんとに。

なぜならぼくは今、下鴨に住んでいるからです。
下鴨といえば、言わずと知れた高級住宅街ですが、ぼくの部屋は奇跡の家賃1万円

そうして家賃で節約したお金を持って、ぼくは起き抜けに「喫茶アサ」へといそいそ通っているです。

店先に植えてある花々に鼻を楽しませながら扉を開けると、なんともゆるやかな世界。

グリーンの絨毯の上に並ぶ真っ白なイスとテーブル。
オレンジの壁紙もポップ。

まるでおままごとのような空間

さらに、アサの最終兵器が「中庭」!

店の両サイドに窓があるってのは開放感があっていいです。

でもママは「そこは物置よ」といたって謙虚。笑

そんな快適な空間とママのやさいい雰囲気の仕業で、朝のおじさんたちは新聞を広げ、時間を忘れたかのように長居してしまうのです。

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喫茶アサ
京都市左京区下鴨本通北大路上る(地図

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